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執筆者の写真DI薬局

カミカミ期(後期)後半 手づかみ食べについて

更新日:4月16日

『手づかみ食べ』についてお話します。



手づかみ食べの始まり🐢


離乳食を食べることが習慣になってきた赤ちゃんは自分で食べる意欲が強くなってきます。

目の前に食べ物を用意してあげると、手を伸ばして自分で口に運ぼうとしませんか❔

離乳食3回食に慣れたカミカミ期(後期)の後半頃から手づかみしやすいメニューを取り入れてみましょう。


最初は上手く出来ずに『遊び食べ』になり周りが汚れる、食事の時間がかかるなど大変な面も出てきます💦しかしこの行動は食べ物の形や感触を手で触って覚えようとする意欲と成長の現れです🌟


大変な時期ですが食べ物に触ろうとしても止めないで出来る範囲で応援してあげましょう🚩








手づかみ食べのいいところ👐


①食べることに興味を持ち、食べる意欲が育ちます


②自分の適量、どのくらい口に入れればいいのかが分かるようになります


 👀目で見て⇒✋手でつかみ⇒口に運ぶ・・・目と手と口の協調運動を学んでいます

(口まで運ぶ調整がうまくいかないので床にこぼしたり顔や手もベトベト😢口に上手く運べない為に顔に塗りたくるように見えることもあります💦)


 💡食べ始める前に新聞やシートを敷き、手の届くところにおしぼりを用意しておくと便利ですね💡


 しかし練習をこつこつ続けていくと徐々に指先が上手く使えるようになります。距離感がわかり手づかみ食べが上達していきます。またこれが将来的にスプーンなどの道具を使って食べる練習につながります☆


 難易度が高い動きのめ最初からうまくできなくて当然です。

 ゆっくり練習しましょう🐢だんだん上手にできるようになります☺

 

1才ころから手で持った食べ物を前歯でかじりとれるようになり、これを繰り返すことで自分の一口量が分かるようになりますよ。

 


③握ったり噛んだりする練習になります


 赤ちゃんは食べ物に触ることで感触や温度、食べ方や力加減などを熱心に研究しています👶探求心や意欲が芽生えてきている成長の現れですね。危険のない範囲で体験させてあげましょう。



④食べ物の感触や安全性が確かめられます


 これは本人が経験しないと覚えていきません。親が見守りながら安全な環境で経験させてください。




手づかみ食べの工夫🍚


1品簡単な手づかみしやすい形にして、自分で食べたいという意欲を応援しましょう🚩

握ってもベタベタしにくく、こぼれにくいものなら、ママパパの大変さも少し軽減されます。


おすすめの調理法をご紹介します☺


①スティックにする


 細長い棒状は、赤ちゃんが持ちやすく、口に入れやすい形です。

 自分で持って、前歯でかじりとる練習にもなります。

 

 かけらを喉に詰まらせないように、目の届くところで食べさせましょう。


 (食材の例)ゆで野菜、食パン、果物 など


②丸める


 コロコロ丸いものはつかみやすく赤ちゃんのつまみたい気持ちをそそります。


 ㊟誤嚥を防ぐため丸ごと口に入るミニサイズではなく、かじって何口でか食べられる大きさにします。


 (食材の例)おにぎり、つぶしたイモ類、南瓜、ひき肉 など


③巻く


 食感や味の違った食材を巻くことで、多彩なおいしさが楽しめます。

 

 (食材の例)食パン、野菜、卵、高野豆腐 など


④はさむ


パンの厚みに包丁で切り込みを入れポケット状にすると、はさんだ具が落ちにくくおすすめです。


(食材の例)食パン、野菜 など


⑤焼き固める


かたい食材もすりおろして焼くと香ばしく、食べやすくなります。新しい味と食感で脱マンネリにも。苦手な食材を混ぜ込んで焼くのもいい方法です。


㊟食べさせる前に中が熱すぎないか必ず確かめるようにしましょう。


(食材の例)イモ類、れんこん、豆腐、卵、ひき肉 など



手づかみ食べをしない場合


保護者が楽しそうに食べたり、手づかみ食べをする様子をお手本として見せてあげましょう。手づかみ食べする様子がなくてもあわてないで大丈夫です。

積み木など手を使う遊びで手づかみの感覚を養うと自然にできるようになっていきます。

また月齢の近い子と食事をすると他の子が手づかみ食べをしている様子を見て感化され急に

手づかみをするようになることもあります。


カミカミ期(後期)後半の特徴


朝昼夕の食事リズムができ、家族と同じタイミングで食事を取れるようになります。

青魚や赤身の肉など食べられる食材も増え大人のごはんを取り分けて使う事もできるようになってきます。家族の食事から調味する前のものを取り分けたり、主菜や副菜の味を薄めたり、小さく切ったりして赤ちゃん向けにアレンジしましょう🍚🍲離乳食の手間も軽減されてきますよ。








次回は『パクパク期(完了期)前半』食べ方の特徴とポイントについてお伝えします。


※参考資料:厚生労働省 「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」、はじめてママ&パパの離乳食(主婦の友社)、いちばんよくわかる離乳食(主婦の友社)


 


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