・赤ちゃんにとって初めての離乳食はご家族にとっても初めてのことで緊張や戸惑いがありそろそろ始めて良い時期だけどいつからスタートしようなど考えてしまうと思います。ちゃんと食べてくれるだろうか、アレルギーが出たらどうしようか…等々考えてしまいますよね😣私もそうでした💦
しかし以前ブログでお伝えした基本のルールとこれからお伝えする要点を押さえて少しずつ段階を踏んで進めて行くと大丈夫ですよ☺
今日は『進め方について』詳しくお伝えしたいと思います。
この頃赤ちゃんはまだ噛むことができません。舌も前後にしか動かない為初めはトロトロ状のお粥を飲み込むのが精いっぱいです。中には少しのざらつきやかたまりも拒否して吐き出してしまう子もいます。その為なめらかな形状にするために裏ごししたりすり潰したりのひと手間が必要です。
食べさせる時の姿勢は❔
まだ自立して座れないのでひざに抱っこして少し後ろに傾けると食べやすい姿勢を作れます。ひざに座らせながら食べさせるのが難しい場合は背もたれのあるベビーラックやバウンサーを使うと食べさせやすくなりますよ。
上手に食べさせるコツは❔
スプーンの先を赤ちゃんの下唇にちょんちょんとあて、口を開けたら唇の裏辺りまで浅く入れ、唇を閉じたら水平に引き抜きます。
スプーンを咥えてくれなかったり、咥えたまま中々口を開けてくれない事もあります。時間がかかるかもしれませんが赤ちゃんのペースで進めてください👶
最初は上手にできませんが徐々に上手くできるようになります🌼
量と進め方は❔
最初の食材はアレルギーの心配が少なく消化吸収のよい米がゆがおすすめです◎
図の様に進めていきます。
☆スタートの頃の進め方
まず1日目はすり潰した粥(とろみ具合はポタージュ状)を1さじ与えます。同じように次の日も1さじ与えます。3、4日目に2さじ与えます。5、6日目に3さじ与え5、6さじまで増やしていきます。米がゆをスタートして約1週間慣れてきたら野菜も同じように進めていきます。約1週間慣れてきたらたんぱく質の食品(はじめは植物性のものから)同じように進めていきます。
進めていく上で気を付けることがあります❕❕
(お約束)
①初めての食品を与える食品は必ず加熱し、小さじ1杯からスタートしてください。(進め方は粥の時と同じです)
🍌果物(生の果汁含む)も加熱して与えます🍎
②新しい食品を試す時は1日1種類にします
③もしも離乳食を開始して湿疹が悪化したりじんましんが出るような場合には医師に相談してください。
☆離乳食の1ヵ月の進め方
※参考資料:厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)、はじめてママ&パパの離乳食(主婦の友社)
1ヵ月を過ぎて2回食に回数を午前・午後と増やします。この時期の一番の目的は『食べることに慣れる』ことです。赤ちゃんとお母さんのペースでリラックスして進めてくださいね。
次回は『 ゴックン期(後期)①』についてです。アレルギーや味付について等気になる情報もお伝えする予定です😊
★DI薬局では、個別の離乳食等の育児相談を行っています。電話、ライン、個別で面談(2階の相談室で行います)などご希望の方法でご相談下さい。(もし今後国や市の施策が状況により変更があった場合はそれに伴い変更する場合がありますのでご了承ください)
離乳食スタート前に一度離乳食の進め方について話を聞いておきたいという方もどうぞお気軽にお尋ねください☺
🚙 育児教室 駐車場のご案内
育児教室にご参加の際は、下図の『エクストールイン熊本水前寺ホテル』さんの駐車場に駐車が可能です。指定の場所以外の駐車はご遠慮ください。よろしくお願いいたします。
※現在こそだておうえん会はお休みさせていただいております。再開の日程など決まり次第お伝え致します。