生後5~6ヵ月頃になると赤ちゃんは食べることに興味を示すようになります。例えば口をもぐもぐ動かしたり、他人が食べている口元を目で追ったりする様子が見られます。
😊 まずはスタートの目安をチェックしてみましょう 😊
①生後5ヶ月を過ぎましたか? …早すぎるとまだ唾液の分泌が少ないです。ゆっくりめな赤ちゃんでも6ヶ月中にははじめましょう。(早産の場合は修正月齢で考えます。)
離乳食の開始時期が早過ぎると…
・腸の粘膜が十分に発達していない為そのまま吸収してアレルギーを起こしやすいです。
・この頃の赤ちゃんは他の食べ物を必要としていない為、母乳や育児用ミルクから置き換わり飲む量が減り、必要なエネルギーが不足することもあります。
・母乳中の感染から守る防御因子が少なくなり病気にかかりやすくなると言われています。
反対に開始時期が遅すぎると…
・発達段階に合わせた口の動きの練習が出来ない為、将来上手く噛めないので丸飲みするようになる心配があります。
・食べ物の好みが出てくると偏食が多い子になりやすく栄養が偏り、子供の時期の成長に必要な栄養が摂れなくなります。
②首が座り、支えがあればお座りができますか? …順調に成長・発達している目安になります。
③食べることへの興味がありそうですか? …口を動かすのは口の周りの筋肉が発達し、噛む準備運動が整ってきた証です。
④だ液がたくさん出るようになりましたか? …量が増えると食べ物を飲み込みやすくなります。
̟ + 体調と機嫌が良い日にはじめましょう🎶
またこの頃はスプーンなどを口に入れた時に舌で押し出す「押し出し反射」が減る様子も見られたらスタートのサインと言われています。ゼリー用の薄いプラスチックのスプーンで試されてみるのも面白いですよ🌼
そしてお子さんに皮膚に湿疹がある場合はまず湿疹をきちんと治療して皮膚の状態を良くしてください。皮膚が傷付いたりグジュグジュの状態では直接アレルゲンが体内に入りアレルギーを起こしやすいのでスキンケアも重要になってきます。
食べさせる時間帯はいつがいいの?
初めて口にしたもので身体に変化が見られる場合もあるので、病院に行ける時間に与えましょう。
一番良い時間帯は午前中。 遅くとも午後2時までには食べさせましょう。
次回は『ゴックン期(初期)②』で食べさせ方についてお伝えします。
★DI薬局では、個別の離乳食等の育児相談を行っています。電話、ライン、個別で面談(2階の相談室で行います)などご希望の方法でご相談下さい。(もし今後国や市の施策が状況により変更があった場合はそれに伴い変更する場合がありますのでご了承ください)離乳食スタート前に一度離乳食の進め方について話を聞いておきたいという方もどうぞお気軽にお尋ねください☺
🚙 育児教室 駐車場のご案内
育児教室にご参加の際は、下図の『エクストールイン熊本水前寺ホテル』さんの駐車場に駐車が可能です。指定の場所以外の駐車はご遠慮ください。よろしくお願いいたします。